Monthly Archives: 12月 2016

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詐欺の容疑で逮捕されたが、早急な交渉により示談を成立させ、不起訴処分を獲得した事例

相談前 30代・男性 Bさんは、店舗で値札を張り替えて商品の会計をし、後日詐欺の容疑で逮捕されてしまいした。本人とも接見しましたが、前科があることや前回の実刑終了後、1年程度であったことから、まずは示談を成立させることに力を入れる弁護活動を始めました。 相談後 まず、被害店舗の責任者に連絡し、電話で謝罪をしました。示談交渉においては、当初受け入れられないとのことでしたが、本人に謝罪文や誓約書を書いてもらい、店舗に持参して粘り強く交渉した結果、示談を成立させることができました。その後、検察官にも申入れをし、結果的に不起訴処分を獲得することができ、本人も5日ほどで釈放となりました。  弁護士からのコメント 本件も早い段階でご相談いただき、早急に被害店舗に連絡して示談交渉した結果、示談が成立させることができました。早期の身柄開放のためにもできるだけ早くご相談ください。 弁護士 中山和人

By | 12月 12th, 2016|刑事弁護, 解決事例|詐欺の容疑で逮捕されたが、早急な交渉により示談を成立させ、不起訴処分を獲得した事例 はコメントを受け付けていません

他の相続人との関係も希薄で、遺産の詳細も把握できていなかったが、ご相談者の要望に応じた遺産分割協議が成立した事例

相談前 ご相談者のお父様がお亡くなりになりましが、ご相談者様は、ご実家から離れて暮らされており、どのような遺産があるかの詳細は分からず、ご実家に住まわれていたご兄弟がお父様の財産を費消しているのでないかとの疑念があり、またお父様の実質的に経営していた会社の株式等をどのように扱うかとのことについてご相談がありました。 相談後 まず、相手方(ご兄弟とお母様)に対して全財産の開示を請求し、開示を受けました。そのうえで、ご相談者様が疑念を持たれている点について率直に伝えて、話し合い、一つ一つの疑念を解消していきました。遺産分割協議については、ご相談者様の方が不動産等をもらっても管理が大変なこと、また会社の株式等についても、会社の経営等には今後とも関わりを持つつもりはないことから、預金(現金)をメインにご相談者様に分割するという、ほぼ要望通りの案で遺産分割協議が成立しました。  弁護士からのコメント 相続人である親族の間でも、被相続人の近くで長年面倒を見たりしてきた方とそうでない方の間で意思疎通が図るのが難しく、お互い相手方に疑念を持っている状態であることは少なくありません。今回もそのようなケースでしたが、相手方との話し合いを重ね、粘り強く交渉することによって、ご相談者様のご要望に近い形で無事解決することができました。 弁護士 中山和人

By | 12月 2nd, 2016|相続, 解決事例|他の相続人との関係も希薄で、遺産の詳細も把握できていなかったが、ご相談者の要望に応じた遺産分割協議が成立した事例 はコメントを受け付けていません

定期借家期間を過ぎて入居していたテナントに立退きと共に損害金を求めた事例

相談前 定期借家契約の賃貸期間を過ぎても入居しているテナントがおり、立退きまで3カ月待ってほしい、賃料相当額は支払うが契約記載の賃料の倍額の損害金は支払わないと言っているので解決してほしいとの相談がありました。 相談後 当初は、立退きが3か月後、賃料相当額しか支払わないとの話で、こちらの要求する損害金(賃料の6カ月分)との間で開きがありました。その後、粘り強く交渉し、双方の妥協点を探った結果、立退きを2カ月半後にして、賃料5カ月分の損害金の金銭を支払うという内容で合意がまとまりました。  弁護士からのコメント 本件は、相手方も弁護士に依頼したため弁護士と交渉しました。本件は、こちら側にとくに落ち度はなかったのですが、相手方の事情(支払余力)も考慮し、1カ月分違約金を減額する代わりに、何とか半月早く退去してもらうという内容で解決できました。交渉においては、相手方との妥協点を見極め、スピードをもって解決に導くこともポイントです。 弁護士 中山和人

By | 12月 1st, 2016|一般民事, 解決事例|定期借家期間を過ぎて入居していたテナントに立退きと共に損害金を求めた事例 はコメントを受け付けていません